朝、鏡の前でブラシが止まる。 「なんでこんなに絡まるの…？」 そんな風に感じたこと、ありませんか？ 実は、その“絡まり”には原因があります。 そして――正しいケアをすれば、 たった1回で驚くほど変わる んです。 ⸻ ■ 「絡まりやすい髪」はダメージのサイン 絡まりやすい髪の人に共通しているのが、 キューティクルの乱れ です。 髪の表面はウロコのような構造になっていて、 健康な髪はそのウロコがピタッと閉じています。 でも、アイロン・紫外線・摩擦・乾燥…。 日々の生活の中でこのウロコが少しずつめくれ、 表面が“ザラザラ”になると、他の髪と絡み合ってしまうんです。 つまり、 絡まりは「SOS」 。 髪が「もう限界かも…」と教えてくれている状態なんです。 ⸻ ■ 1回で変わる理由は「髪の表面修復」にあった 「じゃあ、毎日トリートメントすればいいんでしょ？」 そう思う方も多いですが、実はちょっと違います。 ドラッグストアのトリートメントの多くは、 “その場しのぎのコーティング”なんです。 表面がツルッとしたように感じても、 数日後にはまたギシギシ。 本当に

朝、ブラシを通すたびに「また引っかかる…」 洗い流さないトリートメントも使ってるし、ケアもしてる。 それなのに、髪は毎日ゴワついて、まとまらない。 多くの人が「私の髪、ダメージがひどいのかな」と思い込みます。 でも実は——**髪が引っかかる本当の原因の8割は、“ダメージではない”**のです。 美容師として数千人の髪を見てきた中で、 「ケアしてるのに引っかかる人」にはある共通点がありました。 今日はその“意外な原因”と、サロンレベルの対策法をお伝えします。 ⸻ 【 1】引っかかりの正体は「髪の中のバランス崩壊」 髪が引っかかる＝傷んでいる、と多くの人は思いますよね。 でも実際は、“髪の中の水分と油分のバランス”が崩れている状態なんです。 髪の内部には、タンパク質・水分・脂質がバランスよく存在しています。 この3つが整っていると、キューティクルは自然に閉じて「スルッ」と通る。 しかし、シャンプーやドライヤーの熱、紫外線などで水分だけが抜けると、 内部がスカスカになり、 キューティクルが立ち上がって摩擦を起こす のです。 つまり、「ダメージが進んでるか

朝、時間がないのに… 「なんで今日もこんなに髪が引っかかるの？」 「ブラシが通らない！もういいや、結んじゃお…」 そんな“引っかかり地獄”から抜け出せない人、実はとても多いんです。 でも、美容師から見るとそれは 髪の性格 が悪いわけではなく、 「ちょっとした習慣のズレ」が原因であることがほとんど。 今日は、美容室でしか聞けない“スルッと髪をほどく”ための3つの習慣をお伝えします。 たった3つ。でも、明日の朝のブラシの通りが 驚くほど変わります。 ⸻ 【 1】夜の「トリートメント後」の一手間で差がつく 引っかかる髪の多くは、夜のケアに原因があります。 「トリートメントをつけて流したからOK！」 実はここで止めてしまうと、髪の中の栄養分が 寝ている間に抜け出してしまう んです。 なぜかというと、髪の表面には“キューティクル”といううろこ状の膜があります。 トリートメント後の髪は、このキューティクルが 半開き状態 。 つまり、ドライヤーで“しっかり閉じる”ことが重要なんです。 ▶ ポイント ドライヤーの最後に「冷風」で仕上げてください。 温風で乾かした

朝、鏡を見て「なんで私の髪、こんなに広がるの？」とため息をついたことはありませんか？ どんなに高いトリートメントを使っても、夜にはパサついて広がってしまう…。 でも実は、それ、“髪が悪い”んじゃないんです。 多くの女性が勘違いしているのは、「髪を治す＝トリートメントを塗ること」と思っていること。 けれど、プロの美容師から言わせてもらうと―― 本当に大事なのは『髪を生かす習慣』を整えること。 今日は、どんなトリートメントよりも効果的な「まとまり髪を取り戻す3つの習慣」をお伝えします。 これを読むだけで、あなたの髪が変わるきっかけになるはずです。 ⸻ ① 夜の乾かし方を“10分”だけ見直す 多くの人が「乾かしてるのにまとまらない」と言います。 でも実際には、“乾かし方”が髪のまとまりを決めているんです。 例えば、ドライヤーを後ろからバーッとかけていませんか？ それ、キューティクルが逆立っているサイン。 キューティクルはうろこ状になっていて、 上から下へ風を当てることで閉じる ようにできています。 つまり、乾かす方向を変えるだけでツヤが出るんです。.

「朝、せっかくアイロンしたのに…お昼にはもう広がってる」 そんな経験、ありませんか？ 「熱で真っ直ぐにしてるのになんで？」と不思議に思う方も多いですが、実はその“ストレートアイロン”こそが、髪の広がりを悪化させている原因になっているかもしれません。 実際に美容室でも、「毎朝ちゃんとアイロンしてるのに広がるんです…」というお客様はとても多いです。 でも、正しい原因を知ると、そこから髪は劇的に変わります。 ⸻ ■ なぜアイロンしてるのに広がるのか？その本当の理由 アイロンを当てると、一瞬はツヤっと見えますよね。 でも、その裏で髪の内部では“水分”が急激に奪われています。 髪は本来、 水分と油分のバランス でしなやかさを保っています。 ところが、180〜200℃もの高温で毎日プレスされることで、髪の中の水分が蒸発。 しかも一度失われた水分は、トリートメントではなかなか戻りません。 結果として、 → 表面だけがツルッとしていて中はスカスカ → 湿気を吸うと一気に膨張 → 広がる、まとまらない、パサつく という悪循環に陥るのです。 これは、まるで乾いたスポ

朝、鏡を見てこう思ったことはありませんか？ 「昔はこんなに広がらなかったのに…」 「トリートメントしてるのに、なぜかパサつく…」 それ、実は“年齢のせい”だけではありません。 本当の原因は―― 髪の中の水分バランスが崩れている からなんです。 ⸻ ◆ 年齢とともに変わる「髪の構造」 人の髪は20代をピークに、少しずつ 水分を抱える力 が弱まっていきます。 原因は、頭皮の皮脂分泌の低下や、内部のタンパク質構造の変化。 つまり、髪そのものが“うるおいをキープできない体質”に変わっていくのです。 結果、髪の中の水分が逃げていき、乾燥・広がり・うねりが起こります。 「え？私、乾かす前にオイルつけてるよ？」 ――という方も多いですが、実はそれでは 外側を守っているだけ 。 髪の内部の水分が乱れていると、どれだけ外側をケアしても根本的には改善しません。 本当に大事なのは、 髪の“中”のバランスを整えること なんです。 ⸻ ◆ 実は「まとまらない髪」には2タイプある 髪がまとまらない人の多くは、原因を「くせ毛」や「ダメージ」と思いがち。 でも実は、その裏に