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髪がまとまらないのは年齢のせい?知らないと危険な“水分バランス”の崩れ方 和歌山 美容室 髪質改善

  • 執筆者の写真: 良介 坪井
    良介 坪井
  • 10月17日
  • 読了時間: 4分

朝、鏡を見てこう思ったことはありませんか?

「昔はこんなに広がらなかったのに…」

「トリートメントしてるのに、なぜかパサつく…」


それ、実は“年齢のせい”だけではありません。

本当の原因は――髪の中の水分バランスが崩れているからなんです。



年齢とともに変わる「髪の構造」


人の髪は20代をピークに、少しずつ水分を抱える力が弱まっていきます。

原因は、頭皮の皮脂分泌の低下や、内部のタンパク質構造の変化。


つまり、髪そのものが“うるおいをキープできない体質”に変わっていくのです。

結果、髪の中の水分が逃げていき、乾燥・広がり・うねりが起こります。


「え?私、乾かす前にオイルつけてるよ?」

――という方も多いですが、実はそれでは外側を守っているだけ


髪の内部の水分が乱れていると、どれだけ外側をケアしても根本的には改善しません。

本当に大事なのは、髪の“中”のバランスを整えることなんです。



実は「まとまらない髪」には2タイプある


髪がまとまらない人の多くは、原因を「くせ毛」や「ダメージ」と思いがち。

でも実は、その裏に隠れているのが――水分バランスの乱れタイプ


美容師の視点で見ると、このタイプは大きく2つに分かれます。


① 水分不足タイプ


ドライヤーや紫外線、カラーの繰り返しなどで髪の中の水分がスカスカに。

毛先が軽く、広がりやすい。まとまらない原因の9割がここに。


② 水分過多タイプ


意外と多いのがこちら。湿気を吸いやすく、髪の中の水分量が常に不安定。

朝はまとまっても、昼にはボワッと広がる…。

これも“髪のバリア機能”が落ちているサインです。


どちらのタイプも、共通しているのは

「髪の中の水分バランスが崩れている」ということ。


なぜ水分バランスが崩れると「年齢サイン」が出るのか


髪は「年齢を語るパーツ」と言われるほど、変化が出やすい部分です。

たとえば肌と同じで、水分と油分のバランスが崩れると、ツヤが失われます。


30代を過ぎると、髪内部の“CMC”という保湿成分が減少。

これは、髪の中で水分や栄養をつなぎとめる接着剤のような存在。

CMCが減ることで、髪は中からスカスカに…まるで干からびたスポンジ状態に。


その結果、

• トリートメントが効かない

• 朝まとまらない

• カラーの色持ちが悪い

など、どれも「水分バランスの崩れ」が根っこにあります。



美容師が見抜く「髪の水分バランスの崩れサイン」


実際にサロンで私たちがチェックしているのは、こんなポイント。

• 髪を濡らしたときに“しっとり重さ”がない

• 乾かした瞬間、根元より毛先が早く乾く

• トリートメントの持ちが1週間以内

• 湿気で前髪が浮く、うねる


もしひとつでも当てはまるなら、髪の水分バランスが乱れている可能性大です。


髪の中を「潤わせて閉じ込める」ケアこそ本物


多くの人が“保湿=オイルやミルク”と思いがち。

でもそれはあくまで「外側のフタ」。

肝心なのは、髪の中に正しい水分を入れて、出ないように閉じ込めること。


そのためには、

• サロンでの水分補給型トリートメント

• 熱を味方にする髪質改善メニュー

が最も効果的。


最近では、アイロン熱を使って“水分と栄養を定着させる”施術も人気です。

ダメージケアではなく、“水分バランスを再構築”する発想。

これが、年齢とともに髪を美しく保つ唯一の方法です。



家でできる“水分バランス”の守り方


自宅でもできる簡単なポイントを3つだけご紹介します。


1️⃣ シャンプー後は、すぐドライヤーで乾かす

濡れた髪はキューティクルが開いたまま。放置すると水分が一気に逃げます。


2️⃣ ドライヤーの最後は“冷風でキュッ”

これでキューティクルが閉じて、水分を髪の中に閉じ込められます。


3️⃣ 夜トリートメントを“少しだけ”毛先につける

寝ている間の摩擦と乾燥を防ぎ、朝の広がりを抑えます。


ただし、根本の改善はやはり“サロンケア”との組み合わせがカギ。



髪のツヤは「年齢」ではなく「水分バランス」で決まる


年齢を重ねても、ツヤ髪の人っていますよね。

あの差は、髪の中の水分バランスを保てているかどうかなんです。


つまり、あなたの髪も“老化”しているのではなく、

“乾いているだけ”かもしれません。


美容室でプロが整えることで、髪は何歳でも必ずツヤを取り戻せます。



最後に――あなたの髪はまだ、取り戻せる


髪がまとまらない。パサつく。

それは「年齢だから」と諦めることではありません。

正しくケアすれば、髪は必ず応えてくれます。


もし、今の髪が昔より扱いづらくなったと感じたら、

一度“髪の水分バランス診断”を受けてみてください。


髪の中の状態を見極めて、必要な成分と水分を整えるだけで、

指通りもツヤも、驚くほど変わります。


あなたの髪は、まだまだ若返る。

その第一歩は、髪の水分バランスを知ることから。


あなたの髪が、もう一度“自分史上最高のツヤ”を取り戻すお手伝いをします。

 
 
 

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